お菓子をいちばん最後に選びたい理由
こんにちは、滝口夫婦です。
※このメールマガジンは現在ゆるく試運転中です
※改行位置・内容・文章量などいろいろテストしてます
昨夜、息子たちが、コリスという会社の「そのまんま」というお菓子を食べていました。

中にはフーセンガムが3粒入っており、そのうちの1つが超すっぱい味、残りの2つがふつうの美味しい味というロシアンルーレットが楽しめるお菓子です。
本来は超すっぱい味がハズレなのだと思いますが、そこは子どもなので心理的に(超すっぱい味を食べて「うわー」と言いたい)と思っているようでした。
みなさんが当たり(=超すっぱい味)を目指すとしたら、3つのうちのどれをどうやって選びますか?
私だったらできれば「いちばん最後に選ぶ」という手段をとります。
そう家族に伝えたところ、夫から「なんでなの?」と聞かれ、そこから婚活の話に発展していったので、今日はそれを記します(結婚相談所を運営しているので、なんでもかんでも婚活の話に展開しがちなんです…)。
いちばん最後に選ぶ理由
「残り物には福がある」という考えもありますが、それよりもこんな風に考えました。

いずれにせよ、ある程度、自分の中で納得できるので、いちばん最後に選びたいです。
それが、もし仮に、最後の1つを選ぶのではなく、先に自分が選んだら、私はこう思います。

夫「見た目に違いはないんだから、先に選んでハズれても、運が悪かっただけじゃない?」
私「それでも、やっぱり自分の選択を後悔しそう」
夫「自己責任社会が極まっている感じがする」
私「そんな大袈裟な話でもないけど、でも『自分が選んだら、結果も自分の責任』という感覚はあるかも」
夫「それって、一般的に言う『婚活市場』で起きている現象に近いかもね。婚活市場、という言葉は好きではないけれど」
ここで、ちょっと解説です。
(多少、うろ覚えの知識ですが)江戸時代から昭和初期までは男女ともに生涯婚姻率は約95%でした。そのほとんどが親や親族、知人からの紹介によるお見合いで、あまり選択肢のないものでした。
それが徐々に自由恋愛社会に入り、「自分の結婚相手を自分で選ぶ」という価値観が大勢を占めるようになりました。
しかし、マスコミやインターネットの影響、社会からの結婚圧力の低下、不倫ドラマの興盛などで、
・結婚相手としての候補はネットその他に無数にいる(実際どうかはともかく、感覚として)
・結婚生活がうまくいかなかったら、その責任は、その選択をした自分にある
という感覚が強く生じるようで、結果として、
数多くの選択肢の中から相手を選んで恋愛や結婚をするという自由を選ぶと自己責任になって後悔するかもしれないから、そもそも、恋愛や結婚をしないという自由を選ぶ
という価値観が広がっていっているようです。(※)
自由恋愛社会:恋愛相手を自由に選ぶ
超自由恋愛社会:恋愛・結婚をしないという自由を選ぶ
そして、ここからがややこしいのですが、「じゃあ、結婚しなくていいや」とみんなが思っているかと言うと…実はそうではなく、今でも9割弱の若者が「結婚したい」と思っているんです。(※)
江戸時代の皆婚社会でさえ婚姻率は約95%であると考えると、9割弱の人が結婚したいと思っているのはものすごく多くの人が結婚したいと思っている、ということに。
だから、
意志:結婚したいですか?→したい
行動:自分で選んでください→選べない・積極的に選びたい状況にあるとは思えない
その結果として、
願望:いい人がいたら結婚したい
という人が多くなるのだと思います。
夫「自分でじっくり考えなくちゃいけない、という社会なんだね」
私「ちゃんと考えてたら、結婚なんてできなくなる、というのが真実かも」
みなさんはどう思いますか?
ちなみに、じゃあ結婚したい人はどうしたらいいのかと言うと…
Grand Flowの思いは「Grand Flow=大いなる流れを大切にする」ということです。
その心は?というと…長くなったので、また、別の機会に。
Grand Flow !
大いなる流れを大切に!
(※)平成25年版 厚生労働白書
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf
20〜30代では「結婚(をするしない)は個人の自由である」と考える人が9割近くおり、その価値観は他の世代でも広がりつつある。
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