この話を読んで、滝口・夫のことは嫌いになっても、Grand Flowのことは嫌いにならないでください
こんにちは、滝口夫婦です。
今日は滝口・夫の話です。
1年のだいたい真ん中の6月30日を「何もしない日」と決めています。
なんでそんなことを決めているかと言うと…自分が本当にしたいことってなんだっけ？を考えるためです。
みなさんもそうだと思いますが、わたしたちは毎日たくさんのことに追われています。
・やるべきこと
・やった方がいいこと
・やらなくちゃいけないこと
・やりたいこと
・やれなかったこと
だから、自分が
「やりたいこと」
と思っていることさえ、本当に自分が望んでいるのか分からなくなることもある。
そこで、「今日は何もしない」と決めて、何にもせずにいるうちに、「いまここで（Now & Here）どうしても心の底からやりたくなることはなんなのか」を考えるために、この「何にもしない日」を決めました。
例えば、数年前の6月30日はこんな1日でした。
※注意：以下、人から見ると（なんでそんなことやってるの？）が続きます。
事前に仕事の調整をしながら、会社に有給休暇申請をしておく。
前日、家族に「明日は何もしない日だから」と宣言。
朝、目が覚めたら寝転がったそのまま、身体を一切動かさずボーッとする。
家族が起きて「おはよう」と言い合っても何も言わずボーッとする。
15分くらい経つと心の中から（あー、腕を動かしたい）というきもちが沸いてくるが、（本当に動かしたいのかな？なんで動かしたいのかな？どうして動かしたいのかな？どう動かしたいのかな？）を考える。
（心臓や肺は動かしたくなくても勝手に動くなぁ）なんて考える。
そのまま15分くらい経って（あー、やっぱり腕を動かしたい！）となるが、（でも、自分が動かしたいのは腕なのか？手なのか？指なのか？）を考える。
5分くらい経って、指を1本ずつゆっくり動かしてみる。
（やりたいことって何？って聞かれると、仕事とか趣味とか作品作りとかそういうことをイメージしがちだけど、最初にやりたいことって「身体を動かす」だなぁ）なんてことを考える。
少しずつ身体のパーツを動かして1時間くらい経ったころ、トイレに行きたくなる。
（「トイレに行きたい」って思ったけど、本当は「用を足したい」ってことだよなぁ。最悪、自分はこの布団に寝っ転がったままおしっこをしても、まぁ欲求は満たされるよな。めちゃくちゃ後始末大変だし家族に嫌がられるけど、このまましちゃおうかな…）
考え続けて15分くらい経ち、（あー、やっぱり布団の後始末が大変だ。「自分は後始末したいのか？」なんて考えているうちにどんどん匂ってきそうだし…）
…みたいなことを考え、「そうだ、自分はまごうことなき、トイレに行きたいんだ。心の底からトイレに行きたい！」と思えて、最終的にトイレに行ったのは、目が覚めてから約2時間が経ったころでした。家族はすでにみんな外出し、家には自分ひとりでした。
そのあと、さらに「自分がいまここ（Now & Here）でやりたいと思うこと」を考え続けて、メガネをかけずスマホを持たず（服だけは着替えて）電車に乗って笹塚にあるサウナに向かうも、場所がわからずに3時間くらいさまようのですが…長くなるので、この話は割愛します。
単に夫のよくわからない性癖（？）をさらけ出しただけのようにも見えますが…
この話で伝えたかったのは、自分が本当にいまここ（Now & Here）でやりたいと思ったのは、身体を動かすこと・用を足すこと・ごはんを食べること・サウナに入ることなど、きわめて身体に近いことばかりでした。
仕事や趣味や目標において、自分が「やりたいことと思っているけれどできてないこと」に罪悪感を感じていたのですが、それは「やれたらいいな」くらいのことだと気づき、少し気が楽になりました。
だって、自分が本当にやりたいことのほとんどは毎日できてるとわかったので。
これを読まれている方の中には「この滝口・夫はなんてメンドくさいやつなんだ…」とドン引きされている方もいるかもしれませんが…自分が何をしたいのかわからなくなったら、いったん全部手放して、それから1つずつ大切さを確認していくための「何にもしない日」、よかったらやってみてください。
※今年の6月30日は打ち合わせが入っているので、7月1日にやろうと思います。
GrandFlow！
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