映画「国宝」と「見える子ちゃん」を観て思ったこと
こんにちは、滝口夫婦です。
最近観た、2つの評判の映画で共通に感じたことがありました。
映画のひとつ目は「国宝」です。

かなり評判になっているので、ご覧になった方もいるかもしれません。
3時間の長い映画で、映画館は満席でした。
共に歌舞伎役者として大成することを夢見た若者2人の物語。
主役に抜擢されたが、自信がないと震える友にもうひとりが声をかけます。
「おまえには芸があるやないか」
長い時間、共に稽古をしてきて、積み重ねたものを知るからこその言葉でした。
自分が命をかけて取り組んでいることを深く理解している人がいる、
ということの意味を考えさせられました。
もうひとつの映画は、「見える子ちゃん」です。

ふだんだったら観ないタイプのキャスティングの映画。
ですが、知人に強く勧められて観ました。
幽霊が見える主人公は、自分が見える、ということを隠しています。
見えている、ということが幽霊にバレると、幽霊になつかれるからです。
同時に、生きている人にも「見えている」ということを隠します。
幽霊が見える、ということを認めたくなかったのかもしれません。
そんな主人公の同級生たちが「あなた、見えているでしょ」と指摘します。
いくつかのやりとりののち、主人公は見えていることを認めます。
そのシーンを観て、ホッとしました。
それまでひとりで幽霊との向き合い方を悩んでいた主人公。
でも、やっと主人公の置かれた境遇を理解してくれる人に出会えた。
よかったな、と思いました。
ただ、この同級生たち、アドバイスは色々すれど、なにも役には立たないのですが…。
まったくタイプの異なるこのふたつの映画を観て、共通に感じたこと。
それは、
「わかってくれる、それだけで人は助かるんだ」
ということ。
舞台の主役として、孤独に立とうとする友の思いと覚悟をわかってくれる。
幽霊が見える、というだれにも言えない特殊な境遇をわかってくれる。
たとえ、何のサポートもできなくても、
わかってくれるだけで、人の心の支えになる。
そう実感しました。
婚活のアドバイス云々の前にまず、
悩みをわかろうとするカウンセラーでありたいなと思いました。
大傑作の「国宝」、傑作の「見える子ちゃん」、どちらもオススメです。
「国宝」はぜひ映画館で!
「見える子ちゃん」も実は映画館がオススメですが、
そろそろ上映館が少なくなっているかもしれません。
なお、もし「見える子ちゃん」を観てみようかな、という方は、
一切何も情報を入れずに観ることがオススメです。
今日は、以上です!
暑い日が続きますね。
水をゴクゴク飲みましょう。
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