一番好きな人とは結婚できない?
こんにちは、滝口夫婦です。
今日も読者の方からの質問について、考えてみます。
「一番好きな人とは結婚できない?」
夫「あー。たしかに、昔はこういう説をよく聞いたけど…」
妻「最近、聞かない気がする」
夫「この質問をくれたのは20代の人だから。若い人はこういうことを見たり聞いたり考えたりしがちなのかもしれない」
妻「なるほど」
夫「で、この質問への答えだけど」
妻「いちばん好きな人と結婚? できるよね」
夫「うん、そう思う」
妻「ただ、一方で、理想のタイプとは全然異なる人と結婚した、という話もよく聞く」
夫「うん。ぼくらもそうかもしれない」
妻「え?」
夫「え?」
妻「…」
夫「まぁ、この質問は2つの角度での回答がある気がする」
妻「どういうこと?」
夫「まず、『いちばん好きな人』って考えている時点で、恋愛視点100%で考えている気がする」
妻「そう、かな?」
夫「結婚ってもっと暮らしに近いもの。生活習慣とか価値観とか住む場所とかいろんな要素が絡み合う」
妻「うん」
夫「しかも出会うタイミングもある」
妻「うん」
夫「そういうことを全部取っ払って、時系列も無視して、単に自分の心の中の好き度だけで『いちばん好きな人は◯◯だ』というような視点になっている」
妻「うん」
夫「だから、この視点での回答は『結婚は好きだけでは決まらない。価値観や生活習慣などいろんな要素が絡み合う。だから、いちばん好きな人と結婚できるかもしれないし、できないかもしれない』ってなる」
妻「うん」
夫「うん」
妻「でも、ふつうの回答だね」
夫「…まぁ」
妻「もうひとつの視点は?」
夫「『いちばん好きな人は思い出の中にしかいない説』」
妻「説?」
夫「例えば、いちばん好きだった人と結婚せずに、美しい思い出になっていたら、ときどきキャラメルのように思い出して何度も舐めるよね?」
妻「急にキャラメル」
夫「安住紳一郎さんがラジオ日曜天国でよくその例えを使うんだよ」
妻「まぁ、いいや。それで?」
夫「一方で、いちばん好きだった人と結婚したら…その人とは日常の暮らしが続いていくよね」
妻「うん」
夫「暮らしや日常の中では恋愛的な思いは続かない」
妻「まぁ」
夫「淡々と過ぎていく日々」
妻「うん」
夫「ふたりの気持ちは冷めたのか、落ち着いたのか。きっとその両方だ」
妻「なんかの詩みたい」
夫「そうすると、昔、好きだったきもちは美しい思い出にはならない」
妻「うん」
夫「キャラメルのように何度も舐めることはできない」
妻「またキャラメル」
夫「だから、そのとき、もしかしたら思うのかもしれない。別の美しい思い出の中にいる、結婚しなかったあの人が、いちばん好きだったのかな、って」
妻「あー」
夫「ホントは今の人がいちばん好きだったのかもしれないのに」
妻「うん」
夫「だから、今日の回答は、『できることもあるし、できないこともある。人による。ただ、結婚は好き以外の要素も色々絡む』ってことだね」
妻「身もふたもない回答だね」
夫「うん…」
GrandFlow!大いなる流れを大切に!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●結婚相談室GrandFlow https://www.grandflow.jp/
●配信停止はこちら https://grandflow.theletter.jp/ このページの右上の「メニュー>設定>ニュースレターの受信設定>受け取らないに変更」でお願いします!
●コメントください! 下にある「コメントする」ボタンを押すか(一度ログインが必要です)、こちらまでお願いします grandflow.jp@gmail.com
すでに登録済みの方は こちら