ベトナムの洋服リペアのビジネスをやっているおばあちゃんにお金を貸した話
こんにちは、滝口夫婦です。
※このメールマガジンは現在ゆるく試運転中です
※改行位置・内容・文章量などいろいろテストしてます
寄付をしたことありますか?
微力ながらときどきするのですが、寄付ってそのあとどう使われているかなど、あんまりわからないですよね。発表されているんでしょうけど、わざわざサイトを見には行かないですし。
「寄付のしがい」「寄付をした感」があんまりないなぁと思っていました。それのためにやっているわけじゃないんですけど。
そんなことを思っていた約15年前に、KivaというNPO団体を知りました。

ここは発展途上国の小規模事業を支援する組織です。寄付する側は、1口25ドルから寄付ができます。そう聞くと普通の慈善団体に聞こえますが、ちょっと変わったしくみを持っているんです。
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寄付した25ドルは、発展途上国の個人の事業に全額そのまま貸し付けられる
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だれに貸し付けるかは、寄付した人(私)が決める
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貸し付けなので、借りた側は少しずつ返済する
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返済されるたび、連絡が来る
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全額(=25ドル)返済完了されると、その25ドルを次にだれに貸し付けるかをまた寄付した人が決める
一般的に、寄付したら寄付したっきりで終わりですよね?
でも、このKivaでは具体的にだれの援助になるかがわかるし、返済報告でその人のビジネスがうまくいっているかどうかもわかるし、全額返済されたら次の人に貸し付けることができます。
うまくいけば、一回25ドルの寄付で何人もの人の援助だってできる。
もちろん、返済されないこともあります。貸し付けた方のビジネスがうまくいかなくて返済されずに終了になる。
でも、それって今までの寄付とほとんど一緒ですよね。
だから、このKivaのしくみってすごいなぁと思っていました。
これまでいろんな人たちに貸し付けてきました。
ベトナムの洋服リペアのビジネスをやっているおばあちゃんとか、インドネシアの鶏卵の生産者の一家とか、たぶん、20人くらいに貸し付けては返済されたりされなかったりしてきたと思います。
洋服リペアのおばあちゃんからは、ビジネスがうまくいって、孫におもちゃを買ってあげられた、というメッセージが来ました。
…で、何が言いたいのかと言うと。
「しくみで感情は変わる」ということです。寄付した感があったから、何度も寄付をしたんです。
Grand Flowは「運命を引き寄せる、しくみをつくる。」ということを掲げています。
この人は運命の相手だ、と思える人との出会いをつくりたいと思っていますが、どうしたらそう思えるのか、そこのしくみを考えたいと思い続けているんです。
もちろん、しくみをつくれば必ず運命の相手だと思えるわけじゃありません。
でも、一方で、本当に運命の相手だったら、どんな出会い方をしてもその人と結ばれるかと言うと…それもまたちがうと思うのです。
ここらへんは今後も考え続けていきます。
Grand Flow !
大いなる流れを大切に!
追記:
ちなみに、Kiva.orgは上に挙げたようにとてもいいしくみをもって登場しましたが、2020年代に入ってから、貸し付け相手から高金利をとるようになった・役員報酬が高すぎる・収益志向に転換している、として従来の支持者が離反しているようです。
私もいま貸し付けているものが返済されなくなったら、関係は終了しようと思っています。
ご参考まで。
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