CAMPFIREの創業者の方に教えてもらったこと

これまで何回かに分けて、選択肢が多すぎると人は返って決められない、ということをお伝えしてきました。

家電は検討し始めると迷って決められなくなるから、我が家には「家電はジャパネットたかたで買う」というルールがあることもご紹介しました。

ジャパネットたかたは無難で及第点の家電ばかり売っており、商品点数もあまり多くないので、決めやすい。

先日、オーブンレンジが壊れたので買い替えを検討していたときのこと。

価格.comでオーブンレンジを検索すると111,102件と出ました。（本当にそんなに種類があるのか！？は怪しいですが）

ジャパネットたかただと50件。

50件でも多いですが、サイズ・必要な機能で見ると数台に絞れ、その中からデザインで決めました。

CAMPFIREというクラウドファンディングサービスをご存じですか？

https://camp-fire.jp/

日本の中で大きなクラファンサイトの1つですが、以前、そのCAMPFIREの創業者の方に「インターネットの本質はマッチングである」と教えてもらいました。

でも、検索結果が多すぎると決められず、結局、マッチングしない。

これ、「合理の非合理」と呼ばれる現象らしいです。

たくさんの選択肢の中から選ぶというのは一見、合理的ですが、結果として選べないという非合理的な状況に陥ってしまう。

大事なのは、検索し始める前に「決め方を決めておく」こと。

ジャパネットたかたでしか買わない、とか、SNSでみんなに「いいオーブンレンジ知らない？」と呼びかけてオススメされた中で買うとか。

検索範囲を絞るわけだから、一見ベストな探し方に見えないかもですが、結果的にテンポよく決断できて買い物自体の納得度も高く、幸福感にもつながります。

何かを探すときは、まず決め方を決めてみてください。

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